アニメの実写化はあまり良い噂を聞きませんが、それはあくまでもアニメ視聴済みの方たちが言っているだけであって、実写化の本当の目的は初見の人たちに興味を持ってもらい原作などを見てもらうことなので実写化が面白くはないというわけではないです。アニメのキャラにジャストフィットする俳優を探したり、髪色などをどこまで原作に寄せて良いのか、など色々と難しいので、実写版で大失敗をかます作品が後を絶えません…最初に言った通り、初見さんに気に入ってもらえれば御の字なのです。
特にカイジは原作にないオリジナル要素を入れながら、でもしっかり原作への愛は感じられる実写化の良い成功例です。ファイナルゲームは、まあ…なんとも言えません…
カイジ 人生逆転ゲーム
記念すべき実写版カイジ第1作目、出演者が豪華なだけじゃなく、カイジオリジナルゲームの「限定じゃんけん」や「Eカード」などのカード自体の見た目の作り込みがとても凝っていたり、カイジの独特な雰囲気が感じられたりと他にも言葉では表現できない物など、ヒットする理由が盛りだくさんです。
キャッチコピーは、「ようこそ クズの皆様」・「考えろ、裏をかけ。そして未来を手に入れろ。」
余談ですが、兵藤和尊役の佐藤慶はこの作品が遺作となった。後述の『カイジ2』では兵藤和尊は声のみの登場で、別の人物が声を演じている。
あらすじ
自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ（藤原竜也）は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。 そんな彼に金融会社社長の遠藤（天海祐希）は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。 その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。
カイジ2 人生奪回ゲーム
脚本には原作者である福本も参加し、共同執筆した。「チンチロ」「沼」編をベースにしつつも、ストーリーは原作を大幅にアレンジしている。さらに、福本の発案によるオリジナルギャンブル「姫と奴隷」が追加された。
あらすじ
再び多額の借金を背負った主人公が大金をゲットするために、まさしく命懸けのゲームに挑む姿を描く。主人公のカイジ役の藤原竜也や香川照之が再び出演するほか、吉高由里子、伊勢谷友介、生瀬勝久らが共演。脚本に福本が初めて参加して映画オリジナルのゲームを考案するなど、前作以上に過酷になったサバイバルゲームの行方を見届けたい。
一度は多額の借金を返済しながら、またしても借金地獄に陥った伊藤カイジ（藤原竜也）。10億円以上を稼げるモンスターマシーン“沼”に挑むカイジの前に、裏カジノの支配人・一条聖也（伊勢谷友介）が立ちふさがる。難攻不落の“沼”を攻略するため、カイジは裕美（吉高由里子）、坂崎（生瀬勝久）、そして利根川（香川照之）らと協力するが……。
いぬやしき
なんと主人公の犬屋敷壱郎を演じるのは、とんねるずの木梨さんです！芸人の方は演技が上手いのでよくドラマなどに出演してるのは見るのですが、まさか木梨さんも俳優業をしているとは思いもしませんでした。
それともう1人の主人公の獅子神皓（ししがみひろ）を演じるのは最近やったドラマ「恋は続くよどこまでも」に出演し、人気が再熱している佐藤健さんなんです！
豆知識 いぬやしきの原作者の奥 浩哉さんは人気漫画「GANTZ」の原作者でもあります。
あらすじ
現代の日本。老人のような外見の冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は、会社や家庭からも疎外された生活を送っており、ようやく購入した一戸建てすらも家族の歓心を得ることができなかった。追い打ちをかけるように胃ガンだと診断され、余命3か月を宣告される。ガンのことを家族に打ち明けるタイミングが見つからず、打ち明けたとして家族が悲しんでくれるか思い悩む犬屋敷だったが、犬の散歩中に、高校生・獅子神皓と共に非常に小さな宇宙人による事故に巻き込まれ死亡してしまう。事故を隠蔽したい宇宙人によって、犬屋敷と獅子神は生前の記憶や精神を持った機械の身体となって蘇る。
日常における肉体との相違から、身体が機械となり本当の自分は死んだことを自覚した犬屋敷は、人でもなく犬屋敷壱郎でもない自分の存在意義を問い始める。そんな折、少年達からリンチされているホームレスを助けて感謝されたことをきっかけとして、人助けに存在意義を見出すようになる。さらに生物の命を助けることもできることに気付いた犬屋敷は、現代医療では助からない重病人の治癒も始め、ますますその能力を他人のために使おうと考える。
最後に
いぬやしきを見てもらえば分かる通り最近のCGは、めちゃくちゃ進化してます。10年後とかには実際の人間と大差ない見た目のCGとかも作れてしまうじゃないでしょうか？かがくのちからってすげー!
それでは皆さんさよなら〜
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